Je pense donc Je suisse

思い出しては出産日記その4

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手もかわいいけど足もかわいい・・。)


分娩中はずっと目をつむっていた。
声も全く発せず、最後に赤ちゃんが出てきたときには
気がついたら涙がほんのちょこっと出てた。
痛くて出た涙なのかな、いきんで出た涙。
なんかウミガメ。ウミガメみたい。


部屋まで車椅子で運んでもらって休む。
傷のあとも未だ痛くない。麻酔のせいかも。
結構元気。というか想像では寝たきりみたいな感じにぐったり
するのかと思っていたけど普通に歩けるし、
その後運ばれてきた昼ごはんも平らげる。

ご飯を運んできてくれたおばちゃんは、朝の人と同じで
「あれ?」というので

「はい。もう産んできました。」と少しお話をする。



いろんな人にすごいはやいし、何事も無く安産だねーと
言われて得意げになる私。
調子に乗ってみんなにメールしたりする。
しかし二日後くらいには「楽なお産だった」という言われ方にだんだん
腹を立てることになる。
「私だって、死ぬかと思うくらい痛かったのに!」という気持ちで。
特に旦那さんに
「安産だったんです。」とか他の人に話されるとだんだんキレるようになる。

産婦心は複雑である。



午後になるにつれて傷跡がだんだん痛くなるも
「陣痛に比べたら何てこと無い」と思う。
でもこれまただんだん
「この痛さも、結構いやなものだなー」と思えてくる。
夜も眠れない。
眠れる薬をもらったけどあんまり効かないし、
気のせいなのかもしれないけど、誰かが痛そうな声をだしてるのが
かすかに聞こえてきて、うとうとしてたのに目が覚めた。

自分の時を思い出して心臓がバクバクする。
私の子は女の子だから、この子もあんな痛い思いしなくちゃいけないのか・・。
と思って可哀想になる。
早速親ばかである。


数日は陣痛のことをすぐに思い出して怖くなったり
痛くなったりしたけど
退院する頃にはなんか忘れてる。
忘れてると言うか、なんか平気になってきていて不思議。
皆よく何人も産めるなーと思っていたけど
何となく納得した。

赤ちゃんはなんといっても可愛い。
お腹にいる時は大事ではあったけど何とも思ってなかった。
大丈夫かなー自分。と思うほどだったし、
話しかけたりする気にもならなかった。


でも今は気がつくと話しかけてる、不思議なものです。
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by ten-kawaii | 2009-07-28 16:45 | 日記