リスボンの思い出。
聴いてみたいとおもいつつ、前回は聴けなかったファドを聴きにいった。
ガイドブックに載っていたとこに予約を入れて、夕方からタクシーで移動。
すごく細い路地を無理やりタクシーで進み、運転手さんはかなりいい人で
いっしょうけんめい店を探してくれた。
親切な人に一人でも遭遇すると、
「なんていい国なんだ・・ポルトガル・・・。」なんて思います。
到着時に荷物紛失の場合にはあんなにも悪態をついた私ですが。
バイウカはお店の人が唄う。
それから近所の面白いおじさんなんかも唄うし。
調理の女の人もあたまに給食当番風の帽子をかぶったまま、唄う。
店の入り口が楽屋のようで、皆、そこで順番を待つのです。
面白伯父さんはあんまり上手じゃないけどおもしろい・・・。
本気で唄いたいお姉さんの唄に一緒にのっかって唄いまくりで
お姉さんは心底迷惑そうだったけどお客は爆笑しつつ、面白がっていたよ。
背の高いおじさんが紙でお花を作ってそれを手にもったとおもったら
唄いだし、その花は最後に私にプレゼントされた。
かなりうれしい。いつでも何処でも、男性からでも女性からでも
お花をもらえるとうれしい。
私が好きだったのは厨房の女の人の唄。
外見がかっこよかったのは帽子をかぶったひょろひょろした男性。
お店の奥さんも素敵だった。やさしくてしんせつで。
隣にフランス人の若者が4人座っていて
「わたしは、日本語を勉強しています」と話してくれたのに
私はフランス語がでてこず・・・友達作りのチャンスを逃したので
これは一生後悔することになりそう。
しかも、その男の子はかっこよかった・・・・。
一緒にいる女の子もすごく可愛くて、しかもいい子そうだった。
リヨン大学っていってた気がする。
by ten-kawaii
| 2007-09-29 23:24
| 日記